在宅医療事業

在宅医療は白報会設立時からの根幹事業です

白報会設立当時より、全ての患者様に安心して診療を受けていただきたいという、白理事長の思いから在宅医療を事業の柱として取り組んできました。病院への通院が困難な患者様のご自宅での療養計画を立て、医師、看護師、コメディカルの3名体制で訪問診療を行い、現在、関東・東海・新潟に展開をしています。在宅医療は一般的な医療の「病気を治す」ための診察と治療に特化したものではなく、患者様が何を求めているのか、生活の質を上げるためにはどうすべきかと介護福祉の要素も付随してきます。在宅医療を必要とする患者様は、認知症などで会話が難しい方や終末期の方なども多く、ご家族からのご要望も多岐に渡るため、第一に求められるのがコミュニケーションです。終末期の患者様やご家族のどうにもならない気持ちにもしっかり寄り添い、充分に気持ちを理解した上で、患者様に合わせた最適なプランを提案します。

患者様の住み慣れた地域で、患者様の思いを一番に尊重する医療を

「住み慣れた自分の家で療養したい」「できれば最期までの日々は、思い出深いわが家で、自分らしく過ごしたい」。在宅医療は、そのような患者様の想い、ご家族の想いから始まります。しかし、患者様のご家族にとって、退院してからの生活はとても不安なことです。在宅医療に正解はありません。患者様とご家族が安心して暮らせる環境を作り、無理のない生活が送れるように支援します。
定期的に診察を行う「訪問診療」と症状が急変した場合などの患者様からのご要望に応じて診察を行う「往診」を組み合わせながら、24時間365日、ご自宅での療養生活を支えます。さらに、ケアマネジャーや訪問看護、訪問介護、訪問リハビリなどの介護サービスと連携し、チームを組んでご自宅での生活を支援していきます。
患者様やご家族の「こんな在宅療養ならやりたい」に全力でお応えし、患者様とご家族が豊かな時間を過ごしてもらえるようにサポートいたします。

在宅医療をスタンダードに、それが日本の未来を変えていきます

患者様のニーズはどんどん多様化しています。皆様が安心して暮らせるかということを常に考え、患者様の“思い”を採り入れて、適切な形で還元していく。これからもその気持ちを大切にしていきます。高齢化社会の訪れとともに、病院ではなくご自宅で暮らせる在宅医療への期待はさらに高まってきています。今後はより多くの皆様にご利用いただけるよう、エリア拡大を目指し、「在宅医療といえば白報会」と日本中の皆様に認知いただけるような存在になりたいと考えています。在宅医療の質の向上を、さらに追求してまいります。