病院事業

地域の医療を守り支える病院を目指します

2013年には総合病院として人工透析治療で実績のある王子病院(北区)を継承。病床数112床、透析病床50床を誇る、地域密着型の総合病院です。在宅医療がメインのグループで唯一の“病院”としての役割を担い、在宅ではケアが難しい患者様の対応も可能になり、より患者様に適した医療を提供しています。一人ひとりのかけがえのない命を、心を込めて支えたい、これが白報会王子病院の念願です。日々、「患者様の立場に立った心温かい医療」を提供できる医療機関として、医師やスタッフと患者様との信頼関係を基盤にした病院づくりに努めています。今後も地域の方々の健康と命を支え、地域と共に歩む病院でありたいと願っています。地域の患者様のため、新棟や新設備の導入やがん治療など、より幅広い医療を提供できる環境を整え、外来と在宅医療の新たな連携を通して、高度な総合医療サービスの提供を目指しています。

<病院理念> 地域から信頼される患者さん中心の医療を実践します

当院は1950年に開院し、今日まで患者様中心の真心のこもった医療に努めてまいりました。近年医療を取り巻く変革は急速に進んできておりますが、患者様と医療従事者の関係は、いつの時代も変わりなく、患者様本位の医療サービスの提供が基本であると考えます。私たちはこれからも、この基本理念を守り、地域医療への貢献に努めて参ります。
中規模な病院ではございますが、地域の皆様にとって安心できる病院づくりを心がけ、これまでに培ってきた様々な経験を踏まえ、これまでにない医療、福祉、介護の総合的なサポートの提供に取り組んでまいります。
 

専門医グループ中心の安全で確実な透析治療のご提供

当院の標榜科目は、内科、腎臓内科、呼吸器内科、整形外科、外科、眼科、皮膚科、泌尿器科、乳腺外科、耳鼻咽喉科、循環器内科、消化器内科、脳神経外科、婦人科、放射線科、精神科、麻酔科、リハビリテーション科と18科目を有しております。腎臓内科では、特に腎不全に対する透析療法である、血液透析と腹膜透析の治療には熟練した医師・看護師・臨床工学技士が熱心に取り組んでいます。当院で開発した腹膜透析の段階的導入(SMAP)は、患者様のご都合に合わせた計画的な導入など多くの利点があり、現在日本全国で広く行われています。腹膜透析のカテーテル留置術は当院で全て行いますので、導入後も安心して透析治療をお受けになることができます。