メディカルコーディネーター

就職活動で知った「在宅医療」の存在。
高齢化社会が進む今、その必要性は高まり続けると感じました。
そんな医療業界で私ができることは、医師と患者様の双方の力になること。
在宅医療に貢献するため、仕事と勉強に励む日々を送っています。

PROFILE

メディカルコーディネーター

H・Mさん

2022年入職

大学を卒業後、埼玉県内の在宅診療所にてメディカルコーディネーターとして活躍中

医師をサポートする「社会福祉士」という仕事との出会い

<私が白報会グループを選んだ理由>

以前から医療業界に興味を持っていましたが、その興味が深まったのは、近年のコロナ禍です。患者数の増加と共に逼迫する病床や、対応する医療従事者の姿が毎日のように報道されていた頃でした。私が社会に貢献できるのは、医療業界のどの職種なのか…。そんなことを考えながら、介護関連職をしていた親戚から話を聞くうちに、社会福祉士や相談員という職種があることを知りました。患者様に寄り添い、医師をサポートできるメディカルコーディネーターなら、自分にピッタリではないかと思い、志望しました。

白報会グループを選んだ決め手は、在宅医療を強みとしている点にあります。就職活動を通じて初めて在宅医療を知ったのですが、数社のオンライン説明会に参加するうちに、最も在宅医療に取り組んでいた法人が白報会グループであると気づきました。大きなグループであることや、外来や病院など様々な部門の医療を展開している、その事業規模の大きさに魅力を感じました。

医師や看護師の業務を円滑に。往診同行も行います

<現在の仕事を紹介します>

主な業務は、訪問診療を希望される新規の患者様の受け入れ対応、入院する患者様の不安を軽減するための支援・サポート、入院先の病院と連携して受診時に必要な患者様の情報を共有することなどです。患者様のご家族様や、地域のケースワーカーの方々からの電話にも対応します。また、患者様宅への往診にも同行します。メディカルコーディネーターは医療措置ができないため、往診先では患者様とご家族様から話を伺い、患者様の状況を看護師へ共有して、業務をスムーズに引き継ぎます。
 

<実務を通じて感じたこと>

往診同行では学ぶことが多く、様々な知識を習得できると感じました。同行は今でも緊張しますが、患者様とご家族様に直接お会いする数少ない機会であり、貴重な時間です。また、メディカルコーディネーターが介入できるサポート業務もあり、様々な知識を学ぶことができます。在宅医療部門のメディカルコーディネーターは医療と福祉のどちらにも関与できるため、この仕事にやりがいを感じています。

同期や先輩がいるから、日々の成長を実感できます

<仕事を通じて「良かった」と思えたこと>

先輩たちから多くのことを学びながら実務を行っているため、まだ全ての業務が一人前にできるわけではありません。それでも、任されている新規の患者様への介入業務やご家族様への対応をやり遂げたときは「良かった、頑張った」と感じます。学生時代とは違い、社会人としての責任が伴うため緊張感はありますが、その分やりがいや達成感も大きいですね。
 

<大変だと感じたときの乗り越え方>

研修では社会人としてのマナーや言葉遣いを学び、往診同行の際には医薬的物品の種類や名称も覚えていきました。入職以来、毎日が勉強の日々ですが、刺激を与えてくれる同期の存在はとても心強いです。配属先は違いますが、それぞれの仕事のことや頑張っている話を聞くたびに、「自分も負けていられない」と心を引き締めています。職場の先輩はみんな気さくな人ばかりで、基礎から分かりやすく教えてくれます。新卒1年目は、基礎から様々な知識を習得する大切な期間です。そのため、自主的に勉強に励み、自身でできることをもっと増やしていきたいと思っています。