医療相談員(MSW)

在宅医療を知ったきっかけは、大学での映像授業でした。
医療機関での現場経験を積んでから相談員を目指すべきか、とも悩みましたが
新卒からすぐにキャリアを構築できる白報会グループでのチャレンジを決意。
入職1年目から相談員として働くことができ、日々の仕事が充実しています。

PROFILE

医療相談員(MSW)

K・Mさん

2022年入社

大学を卒業後、千葉県内の在宅診療所にて相談員(MSW)として活躍中

母の言葉で、迷っていた進路を決めることができました

<私が白報会グループを選んだ理由>

私の母が作業療法士をしていたため、以前から医療業界を身近に感じていました。高校3年生で進路に迷っていた頃、母から聞いた「困っている人に手を差し伸べられる医療業界の仕事は誇りである」という一言が、その後の私の進路に大きく影響を与えます。医療業界に魅力を感じた一方、当時の私は作業療法士や看護師の業務に自信を持てませんでした。医療業界で他の職種はないかと調べたとき、見つけたのが社会福祉士。診療所と患者様をつなぐ仕事に「これならできそう」と興味が沸き、福祉大学へ進学しました。

大学時代の授業で在宅医療を学び、就職活動時に在宅医療部門のある白報会グループを知りました。白報会グループの魅力は、患者様やご家族様のためのサービスに注力していること。そして、新卒からすぐ相談員として活躍できることです。一般的には、入職後に現場を経験してから相談員へステップアップするキャリアプランが多いのですが、白報会グループでは新卒1年目から相談員として活躍できます。このスピード感は、他の医療施設では得られないと思いました。「在宅医療の仕事に携わりたい」「相談員のキャリアを少しでも早く築きたい」これらの理由が、白報会グループを選んだ決め手です。

事前訪問を通じて患者様を理解し、医師や看護師と連携をとっています

<現在の仕事を紹介します>

在宅医療部門の相談員として、新規の患者様からの問合せ対応や契約内容の説明といった電話応対から、患者様宅を訪問して情報を収集する事前訪問などを主に行っています。事前訪問とは、患者様の症状をはじめとする様々な情報をヒアリングして医師や看護師に伝える業務のことです。また患者様とご家族様、あるいは福祉施設の担当者様に、白報会グループの特徴・診療内容・料金などを説明し、契約のサインをいただく業務もあります。患者様のご家族様や施設のケアマネージャーなどとの折衝が多いですね。初めは先輩に同行してもらっていた事前訪問も、今では一人で伺えるようになりました。
 

<患者様宅への往診同行も行います>

他にも、月に1~4回ほど、医師の往診に同行して訪問医療の現場を学んでいます。往診同行では、血圧・体温・脈のチェックや、患者様とご家族様からのヒアリングを行い、現在の数値や状況を医師へ共有します。問診のような業務のため、難しいことはありません。このように、白報会グループでは常に相談員と医師・看護師の距離が近く、医療事務など他のスタッフとのチームワークを大切にする風土があります。診療所が一体となって患者様を支えているという実感があり、とても働きやすい環境です。

何度いただいても嬉しい、「ありがとう」のことば

<仕事を通じて「良かった」と思えたこと>

事前訪問にて、最初に患者様と関わるのが相談員です。ご自宅に伺うと、ご家族の方から「訪問診療に入ってくださりありがとうございます」という言葉をいただけることが、仕事のやりがいですね。そのたびに、医療従事者の母が教えてくれた“困っている人を助けられる”という言葉の重みを実感します。診察同行の際にも「ありがとう」という言葉をいただけますし、これら言葉の一つひとつが、私の成長の糧になっています。
 

<目指したい将来の姿>

相談員の先輩方は、みんな優れた方ばかり。判断力があり、知識も豊富で、コミュニケーションをしっかり取れる…。私も早く、先輩方のような相談員になりたいと思っています。また、みなさん優しくて、いつも的確なアドバイスをくださるため、とても仕事をしやすい環境です。だからこそ、それに甘えすぎず、1日でも早く一人前の相談員として成長できるよう、勉強と努力を続けていきたいです。