理学療法士(PT)

高校の部活動で怪我をしてしまい、リハビリをした経験が
「人と関わりながら復帰に導く」という理学療法士を目指すきっかけに。
怪我の苦しみも復帰の喜びも知っている私だからこそ、
患者様の立場になって考えたリハビリができると思っています。

PROFILE

理学療法士(PT)

S・Rさん

2022年入職

専専門学校を卒業後、埼玉県内のドクターランドにて理学療法士として活躍中

身体が動かせる喜びを、患者様と共有できることが嬉しい

<私が白報会グループを選んだ理由>

私が怪我をしたときは、復帰まで2ヶ月ほどの期間を要しました。リハビリそのものは大変だったのですが、担当してくれた理学療法士さんとのふれあいは世間話などが多く、楽しかったです。理学療法士に興味を持ったのはこの頃からでした。患者様とコミュニケーションをとりながら身体機能を回復させていく仕事は、とても素晴らしいと思いました。人と関わる仕事がしたかった私にとって、最適な仕事だと考えたのです。

就職活動をしていたとき、専門学校の先輩が白報会グループに在籍していたので、話を聞く機会がありました。すると、残業がなくシフトの融通もききやすいため、自分の時間を大切にできる、という働きやすさを知りました。仕事のやりがいに加え、働く環境も魅力的であると思い、2つの法人から最終的に白報会グループを選択し、入職しました。

少しずつでも可動域が広がるよう、丁寧なリハビリを

<現在の仕事を紹介します>

クリニックの整形外科で、日々リハビリ業務に携わっています。1日に担当する患者様は10名ほどで、1名あたり1回40分のリハビリを週1~2回実施しています。地域密着型のドクターランドでは患者様と顔馴染みになるため、症状だけでなく最近の出来事や趣味の話などもよくしています。運動をやっている学生の患者様とは、プロスポーツの話題でよく盛り上がりますね。
 

<専門知識の勉強も欠かせません>

リハビリの施術は、身体をほぐす・筋トレをする・関節を動かす、といった様々な方法があります。痛みが出なくなるよう可動域を広げていく訓練です。身体の仕組みや施術方法など専門知識が多いため、勉強は欠かせません。専門学校で学んだ知識だけでは足りないことが多く、先輩に質問したり、自主的に勉強するなどして、知識と技術を蓄えていくことを日々心掛けています。
 

「普段の日常生活を取り戻せる」その一言が心に残っています

<仕事を通じて「良かった」と思えたこと>

50代のある患者様のリハビリを担当したときのことです。当初は関節がほとんど動かず、体重をかけることもできませんでした。リハビリ中に言葉を交わすうちに、趣味が同じということもあって意気投合し、親しくさせていただきました。その患者様が約3ヶ月間のリハビリを終えて卒業されるとき、「これで日常生活を普通に送ることができます。ありがとうございました。」と言ってくださったことが忘れられません。多くの方には当たり前の、“日常動作ができること”の大切さと喜びを改めて実感しました。このときは、自分のことのように嬉しかったですね。
 

<目指したい将来の姿とは>

今はまだ勉強をして、経験を積む段階だと思っています。私の技術を高めることができれば、患者様のリハビリ期間を少しでも短くし、最短で終えられるようになると思いますので、そのためにもスキルアップを目指していきたいと思います。